ワーママが作るこどもの朝食【野菜を食べさせたい】

こどもの食の好みってころころ変わりますよね。

最近のわが娘は、ついこの間まで味付けなしでパクパク食べていたブロッコリーを毛嫌いしています。

無理に食べさせたくはないけれど、少しは野菜も食べて欲しいという親心。

そこで今回はこどもも食べやすい、野菜を取り入れた朝食について書きました。

料理の味や見た目だけでなく、野菜の切り方や割合もこどもの食の進みに影響します。

少し工夫すれば、意外と苦手な野菜でも食べてくれますよ。

忙しいワーママでも簡単にできるこども朝食メニューも紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

こどもの朝食に取り入れたい野菜

野菜が持つ栄養素はさまざま。

特にこどもの朝食に取り入れたい野菜を、栄養素の観点から考えてみましょう。

参考：第2章　日本食品標準成分表（文部科学省HP）

濃い緑色の野菜

簡単な目安ですが、濃い緑色をした野菜には、こどもの朝食に取り入れたい栄養素がたくさん含まれています。

ほうれん草やブロッコリー、小松菜には、ビタミン、鉄分などの栄養素が豊富で、糖の代謝やエネルギーの維持に役立ちます。

濃い緑色の野菜を意識的に朝食に取り入れることで、こどもが1日元気に過ごせるようにしたいですね。

根菜

根菜類には、炭水化物や食物繊維が多く含まれます。

身体を動かすエネルギーとなり、便通の改善にも役立つので、根菜をこどもの朝食に取り入れるのがおすすめです。

野菜を取り入れたこども朝食メニュー

こどもが好きな野菜については、サラダとして生のまま出したり、少し茹でて添えたりして食べさせるのが良いでしょう。

しかし、苦手な野菜の場合には、少し調理の工夫をする必要があります。

基本的に、苦手な野菜はこどもが好きな料理に混ぜるというのが有効です。

苦手な野菜の切り方や、入れる割合に気を付けながら混ぜてあげると、こどもも食べやすくなりますよ。

今回紹介するのは、時間がないワーママでも簡単にできる朝食メニューばかりです。

こどももママもストレスなく、野菜入りの朝食を楽しめるので、ぜひ試してみてください。

スープ

こどもが好きなスープに混ぜてしまえば、苦手な野菜も食べやすくなります。

わが娘はコーンスープが大好き。

緑の葉野菜はそのままでは絶対食べないものの、小さめに切ってコーンスープに混ぜたところ、黙々と食べていました。

野菜の食感やえぐみが気になるようであれば、一度レンジで火を通してからスープに加えると食べやすくなります。

また、最初は野菜があまり多くならないように気を付けましょう。

スープの汁気の割合が多いほど、スムーズに食べてくれます。

コーンスープは牛乳で溶くだけの製品を使えば、朝忙しいワーママでも簡単に作れますよ。

ちなみに、我が家ではかぼちゃのスープもよく朝食に出します。

余ったかぼちゃの煮物を潰し、牛乳を加えてひと煮たちさせれば出来上がり。

煮物の味をそのまま活かした簡単なメニューですが、スープにすることで娘は喜んで食べます。

タンパク質も一緒に摂れるので、こどもの朝食に嬉しいメニューです。

チーズトースト

チーズトーストは、食パンに溶けるチーズをのせて焼くだけの簡単メニュー。

たんぱく質を補えるので、我が家でも朝食によく出します。

ブロッコリー嫌いの娘に、試しにチーズと一緒にブロッコリーものせて焼いてみたところ、美味しそうに食べていました。

ポイントは柔らかめに茹でたブロッコリーの穂の部分を使うことです。

また、ブロッコリーが苦手なこどもの場合、パンの上に先にブロッコリー、最後にチーズをのせて焼くのがおすすめ。

ブロッコリーの代わりに、ほうれん草でも美味しくできますよ。

野菜をチーズだけで誤魔化しきれなかったら、パンにケチャップを塗っておいて、ピザトースト風にすると、より食べやすくなります。

いつものトーストにひと工夫するだけで、こどもの朝食に野菜を取り入れられるので、朝時間のないワーママにもおすすめのメニューです。

ポテトサラダ

ポテトサラダに濃い緑色の野菜を混ぜれば、こどもの朝食にもってこいの栄養素をまとめて摂ることができます。

ポテトサラダを作るには時間と手間が掛かるイメージがありますが、今回は紹介するレシピは工程も少なく、かなり時短です。

忙しい朝でも簡単に作ることができるので、ワーママもぜひ試してみてください。

芋はジャガイモでもサツマイモでも、好きなほうを使ってください。

①芋を綺麗に洗ったら、アルミホイルに包んで、米と一緒に炊飯器で炊きます。

②米が炊けたら芋を取り出し、皮をむいて潰します。

③野菜、塩コショウ、プレーンヨーグルト（マヨネーズ可）を加えて混ぜれば出来上がり。

ポテトサラダに混ぜることで、苦手な野菜の味や食感が気にならず、こどもも食べやすくなります。

また、混ぜる工程をこどもにやらせてみるのも効果的です。

出来立てを味見したくなるようで、勧めなくても自らパクパク食べますよ。

いつものこども朝食に野菜をプラス

こどもの朝食に野菜を取り入れるときのポイントは、こどもが食べたいものと、ママが食べさせたいものを上手くマッチさせることです。

忙しい朝にこどもが苦手な野菜を無理やり食べさせるのは、こどもにもママにもストレスです。

一方、こどもが好きなものばかりを与え続けるのも心配です。

少しずつでもこどもの朝食に野菜をプラスし、美味しく食べてくれたら、1日を気持ちよくスタートできますね。

今回の記事が、ワーママさんたちのこども朝食作りの参考になれば幸いです。